3.1 アタッチメントの選択


ハンマー、クラッシャー、グラップラー、鋼材カッターなどのさまざまなツールを作業用途に合わせて組み合わせることができます。この動画では、各種ツールとそれらの用途について説明します。

バケット

瓦礫などを移動するためのツールです。※吊り上げる用途には使用できません。

 

油圧ブレーカー

油圧ブレーカー(別名:ハンマー)は躯体に対し垂直に打撃することによって解体するためのツールです。垂直以外の力をチゼルに与えないでください。長時間作業すると、油圧システムが熱を帯びるため注意してください。道路工事、小規模な溝堀作業や解体作業、改装工事、造園工事、巨礫の破砕作業(石切り場等)などで使用することを想定しています。

 

クラッシャー

クラッシャーは挟む圧力で躯体を破壊・切断します。コンクリートやレンガの構造物、階段や屋根、さらに騒音や振動に制限のある建物内での解体作業など幅広い用途に適したツールです。

 

鋼材カッター

金属製の躯体を切断するツールで、アーム操作で躯体を引っ張ったり、曲げたりする用途には適していません。装置産業などの制限の厳し解体現場で金属製の管材に適しています。

 

ドラムカッター

DC 200は、溝堀作業、岩石・コンクリート・硬い土壌などの表面除去作業で高い生産性を誇るツールです。 DXR全モデルに装着可能です。

 

グラップラー

木製の構造物やレンガ造壁面の解体作業、選り分け作業や積込み作業が可能です。梁、柱や壁をアーム操作で引っ張ったり、解体するツールではありません。また叩いたり、切ったり、瓦礫を運搬する用途では使用することはできません。

 

その他オプション

上記のほかにもDXRで使用可能な油圧ツールを取り揃えています。External hydraulic tools can be connected to all DXR robots. External tool is activated from the service menu. Find out more about how to do this in the “External tool” section of the feature & benefits chapter

3.2 ケーブル接続と充電


DXR は、双方向通信を行うリモコンでコントロールします。リモコンは、機械とのケーブル接続または Bluetooth によるワイヤレス接続の2種類で通信します。

カラーディスプレイを搭載した見やすい液晶画面でコントロールに必要なすべてのパラメーターを容易に確認および設定ができます。

ID コード

納入時のリモコンには、ID コード(重複しない唯一無二のコード)が事前にプログラムされています。またプログラムを再度インストールし、別の機械ともペアリングすることが可能です。

 

周波数オート調整機能

通信に干渉があった場合、周波数が自動的に調整され干渉のない通信が確保される機能が搭載されています。

3.3 作業ポジション


作業時に機械を適正な位置に配置することは安全上はもとより効率性においても重要です。作業エリアは適切な明るさのもと、整頓された環境で作業を行いましょう。不要なものが散乱した暗い場所では、事故の発生率が高まるため危険です。

 
安定したポジション
  • 機械が水平になるよう、個々のアウトリガーを調整します。
  • 機械の前後における作業が最も安定しています。
  • 機械上部を左右に回転させるときは、アウトリガーを下げた状態で操作します。アーム部をできる限り低い位置で操作するとより安定します。
  • アウトリガーや排土板を上げた状態でアーム部を操作することは禁止です。
  • アウトリガーや排土板は機械を安定させ、横転などの危険を減少させます。
 
アーム部
  • シリンダーを最大限に伸ばした状態での作業はやめてください。特に上向き作業の際はシリンダー1、下向き作業の際はシリンダー3に過負荷がかかりやすく破損の原因となります。シリンダーを最大限まで伸ばさず、数センチほど余裕を持つことで油圧オイルが衝撃や振動を和らげます。

 

 

作業位置
  • 躯体のできる限り近い位置で作業するのが最適です。
  • 作業力を強めるために壁などの動かないものに固定しないでください。アタッチメントや機械自体が過負荷となることがあります。

3.4 アタッチメントの装着


接続部となるカプラーはきれいな状態を保ち、組み立てや分解の前にカプラーの汚れを拭き取り油圧システムに異物が入らないようにしてください。ツールを取り付けないときは、油圧カプラーにガードを取り付けてください。

装着作業

機械後方から見た場合、インホースが左側(Bポート)、アウトホースが右側(Aポート)に来るようアタッチメントの向きを確認します。

油圧ホースは減圧機能付きクイックカプラーで圧力が抜けない場合でもホースを円滑に取り付けることができます。

3.5 リモコンによる機械の操作


リモコンによる本機の操作

このリモコンは直感的に機械を操作することができるため、市場の類似機種のなかでも高いコントロール性を誇ります。

習熟度や用途に応じて作業スピードやレスポンスをコントロールすることができます。またハーネスを使用して片手で機械を操作できるので、ケーブルを移動させながら機械を前進することができます。4本のアウトリガーはそれぞれをリモコンで操作することができ、安定した状態で機械が作業することができます。警告などのアラートは即座にリモコンのディスプレイに表示されます。

 

輸送モード、設定モード、作業モードの3種類から用途に合わせて選択します。動画では、作業モードの基本操作を説明します。 


  • 作業モード :クローラーとアウトリガー以外のすべてを操作できます。
  • 設定モード :クローラーとアウトリガーを操作できます。
  • 輸送モード :クローラー、アウトリガー、タワーと一部のアーム機能を操作できます。